囲碁は全くの門外漢なのですが、ヒカルの碁というアニメ作品を見ていて、
打ち手が負けを認めて投了する際に「ありません」「負けました」と言ってますが、
これは負け方とでも言うんでしょうか、
何か局面によって言い方の違いがあるのでしょうか?
囲碁規約にも「対局の途中でも、自らの負けを申し出て対局を終えることができる。」
としか書かれいません。
そもそも公式な投了の仕方はなく、投了意思表示が相手に伝われば良いという考え方なので何を使っても構いません。
意味に大きな違いはありません。
序盤で負けようが、終盤で負けようが、大差だろうが、僅差だろうが何を使ってもいいです。
色々使う人もいれば、どんな負け方でも同じ言葉を使う人もいます。
ちなみに、ヒカルの碁の3話で、アキラがヒカル(さい)に負ける場面では早い段階で投了していますがその時の言葉は「ありません」です。
私は「負けました」しか使いません。
「ありません」ってなんか通を気取ってるみたいでなかなか低段者の私には恥ずかしいものがあります。
囲碁をやる人には将棋をやる人もいますので「ありません」は将棋に無い言葉なので通っぽいイメージがあります。(私の中で)
①ありません
上にも書きましたが、将棋にはなく囲碁だけのようです。
「勝ち目がない」という意味で、打つ手がないと言う意味ではないです。
②負けました
これは、説明する必要ないですね。
③参りました
負ける。降参する。
④足りません
わかりませんでした。
地が足りないのか、時間が足りないのか不明です。
⑤投げます
あきらめる。途中でやめる。放棄する。
投了の際の言葉ですが、おっしゃるとおり、「ありません」とか「負けました」と言います。
この言い方は、普通の言い方なので、負け方に関わりなく使います。
そのほかの言い方としては、「大石」が取られて(死んで)負けたような場合は、「参りました」などと言う場合もあります。
それからすると、「ありません」などとの言い方は、形勢が混沌としていて、打ち進めたが結局少し地合が足りないような場合に使うことが多いようです。
また、攻め合いに負けて結局は投了する場合などは、「参りました」「すっかりやられました」などと、いわゆる「降参した」の意思表示をします。
また、回答には直接関係がないことですが、碁では、無言でも「揚げ浜」を一子でも盤上に置くか、それなりに頭を下げて一礼すれば「投了」の意思表示になります。
投了(とうりょう)と言う行動です。囲碁でも将棋でも負けを認めて投了することはよく有りますが、どの言葉を選ぶかは自由です。囲碁で大名人に成った人でもこれは必ず言う言葉です。
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