囲碁は何?
囲碁がアジア大会のスポーツ競技として実施されるのは どう思いますか?
そもそも、
「スポーツって何?」ということを知ればわかります。
私たち日本人は、
バカな英語教師・英語教育のせいで
「スポーツ=運動」と教わります。
しかしこれは、
「木を見て森を見る」ような考え方です。
ウィキペディア(Wikipedia)によると、
スポーツとは、
「人間が考案した施設や技術、ルールに則って営まれる、
遊戯・競争・肉体鍛錬の要素を含む身体を使った行為。」
・・・なのだそうです。
つまり、遊戯的な要素を持つレクリエーションも、
もとから「スポーツ」という概念に含まれています。
そして欧州では、
チェスや囲碁が国際スポーツ大会の種目になっていたり、
五輪の公式競技採用を目指していますが、
これは、身体的スポーツとは異なる
頭脳活動的スポーツ≪マインドスポーツ≫という概念が
英語圏にはあるからです。
例えば学校のクラブ活動として、囲碁部があるとします。
囲碁部は、「体育部」には入りません。
しかし、「スポーツ部」であれば該当する。
これはヨーロッパの貴族文化とか、
産業革命による庶民生活の変化(=余暇時間の発生)などの
歴史的背景もあるので、
輸入文化として『スポーツ』という言葉を受け入れた日本人には、
スゴくわかりにくいのです。
以上、わかりやすくまとめると
スポーツという用語・概念には、
A:
①身体的スポーツ と、
②頭脳的スポーツ があり、
B:
③競技スポーツ や、
④余暇スポーツ という概念もある・・・
ということなのです。
そこを理解すれば、
囲碁を『スポーツ』とすることに
それほどの違和感はなくなるのではないか・・・
と思います。
囲碁とは頭の体操と言われるからです。でも手談とは=囲碁の説があるから、私も囲碁はスポーツよりも文化系芸術だと思います
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