2012年5月8日火曜日

囲碁は何?

囲碁は何?

囲碁がアジア大会のスポーツ競技として実施されるのは どう思いますか?







そもそも、

「スポーツって何?」ということを知ればわかります。



私たち日本人は、

バカな英語教師・英語教育のせいで

「スポーツ=運動」と教わります。



しかしこれは、

「木を見て森を見る」ような考え方です。



ウィキペディア(Wikipedia)によると、

スポーツとは、

「人間が考案した施設や技術、ルールに則って営まれる、

遊戯・競争・肉体鍛錬の要素を含む身体を使った行為。」



・・・なのだそうです。

つまり、遊戯的な要素を持つレクリエーションも、

もとから「スポーツ」という概念に含まれています。



そして欧州では、

チェスや囲碁が国際スポーツ大会の種目になっていたり、

五輪の公式競技採用を目指していますが、

これは、身体的スポーツとは異なる

頭脳活動的スポーツ≪マインドスポーツ≫という概念が

英語圏にはあるからです。



例えば学校のクラブ活動として、囲碁部があるとします。

囲碁部は、「体育部」には入りません。

しかし、「スポーツ部」であれば該当する。





これはヨーロッパの貴族文化とか、

産業革命による庶民生活の変化(=余暇時間の発生)などの

歴史的背景もあるので、

輸入文化として『スポーツ』という言葉を受け入れた日本人には、

スゴくわかりにくいのです。



以上、わかりやすくまとめると

スポーツという用語・概念には、



A:

①身体的スポーツ と、

②頭脳的スポーツ があり、



B:

③競技スポーツ や、

④余暇スポーツ という概念もある・・・



ということなのです。



そこを理解すれば、

囲碁を『スポーツ』とすることに

それほどの違和感はなくなるのではないか・・・

と思います。








囲碁とは頭の体操と言われるからです。でも手談とは=囲碁の説があるから、私も囲碁はスポーツよりも文化系芸術だと思います

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