囲碁、将棋のテレビ対局で
対局が終わったあとで最初から指す場面があるのですが
対局者は棋譜を記憶しているのでしょうか?
(特に囲碁の場合)
「棋譜を記憶している」というより
「全体の流れで記憶している」ことが多いです。
喩えるなら「曲を覚える(思い出す)」ようなもので、
最初の1コーラスを聞いたら最後のサビまでが流れるように出てくる、
という感じ。なので、これは別にプロ棋士でなくても
アマ初段くらいの実力があれば普通にできてしまいます。
ただ、プロ棋士といえども
手順が前後(端歩を1筋→9筋と突いたのを逆に)したり
大駒の打つ場所が微妙に違ったり(6一飛と打ったのを7一飛とか)と、
「大勢に影響のない部分で微妙に間違える」ことはあります。
以前TVで見ていてそういう事があったのを覚えています。
プロなら1手も違えることなく完全に記憶していますよ☆
アマでも高段者ともなれば大抵の方が初手から並べることができます。
三段の私はまだ手順が曖昧になったりするのですが、大体並べられます。
強くなればなるほど1手1手の意味が明確になって記憶が繋がりやすくなるようですね。
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