【250枚】囲碁は能力開発に役立ちますか?
子どもの頃から囲碁に取り組んでこられた方に質問です。囲碁は、様々な能力開発に役立つと言われますが、実際に囲碁によってどんな能力が身についた、伸長したとお考えですか?それとも、特にそういったことはないのでしょうか?具体的な体験を踏まえたご意見等も答えていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。
↓の方とお手合わせ願いたいですね。囲碁で
まあ、あんなナメた考え方ではまず勝てないでしょう。両方やっただかなんだかおっしゃってますが、ただやってるだけでよくわかったようなことを言わないでいただきたい
まず単純に、思考力が格段に上昇するでしょう。手を読む力というのは、視覚的想像力と言って脳内でシミュレーションする力を使っています
当然、力は使えば使うほど発達します。自分は囲碁6段ですが、将棋もほとんど指したことがないにも関わらず5級相当あると言われたことがあります
これは読む力がふつうの人より鍛えられていたからでしょう
脳学者の方がよく言うのは、囲碁は前頭前野を活性化させるということです。序盤は創造性が高く、「国語的思考」と「数学的思考」に分けるなら前者が鍛えられるそうです
一方、それが中盤、終盤になるにつれ、石が接触してパズル的な要素が強くなります。そうなると先述した数学的思考、つまり計算能力を使うわけです
さて、実際に自分がどのようなことを囲碁から学んだかと言いますと、まずは集中力です
いざという時の執念と言いますか、何かを成そうとする執念のようなものは、囲碁によって培われたものが大きいような気がします
そして、大局的に物事を見る力
囲碁は比較的盤面の広いゲームです。ですが、ひとつの戦局は常に全局に影響し、盤上の景色は刻々と水面下で変わって行くのです
ですから、部分部分だけ見ていては碁は勝てません。全局を把握する力が必要とされます
これは物事において、目先の利得だけで愚を犯さない判断力や、あるいは事が一体どのような影響を起こすのかをフィードバックする力にもなります
またこれはどの競技にも当てはまることでしょうが、本気で物事をやる際に放たれる気迫、そして相手から感じられる気迫。対局する者同士の間に流れる見えない空気を感じること、これは修羅場をくぐっているのと同じです。勝負強くなるのは間違いありません
そしてひとつのことを深めれば、それはその人の誇りとなり、その誇りはバックボーンになり様々なことに挑戦してゆく原動力となります
そして囲碁の考え方は、そのまま人生観にも通じるものがあります。
あっちを立てればこっちが立たない、物事は欲張りすぎず、柔軟に考えなくては行けない
いい加減にことを進めては、かならず腰砕けになって瓦解する
無理やり荒稼ぎしても、必ずツケは回ってくる
などなど、どれも人は誰しも学ぶべきことだと思っています
囲碁はすばらしいゲームだと思いますよ
私は、囲碁ではないですが、学生の頃に詰め将棋に短期間凝ったことがあります。
数学の点数ははっきり上がりました。難しい問題を解くのが得意になりました。パズル的なものは、同様の効果はあるものと思いますし、短期間で十分で、長期間凝っても、さらなる効果はほとんどないと思います。
指し将棋のほうでは、上記の点はあまり感じず、むしろ精神的なこと、つまり粘り強くなるとか、図太くなるということがあると思います。これも、普通の日常生活では訓練ができないので、勝負事全般で効率よく鍛えられる能力だと思います。
ただし囲碁も将棋もゲーム、つまり遊びですから、子供にさせると親や教師がコントロールできなくなるという大きな欠点があります。
囲碁で適当に打っても何とかなるレベルというのは〔初級者〕のレベルであって その認識であるなら 囲碁を知る者ではありませんな・・・
能力開発とは、どのような種類かによって意見は異なるでしょう。 子供のときに始めてセンスがあれば 1年で有段者にもなるし、プロも夢ではないですね。 そこで能力開発という視点で考えると 囲碁も将棋も思考力を活用するゲームだから 何れにしても 想像力の増進に効果があるはずですね。 また、その思考力という点についても 分野によって習得できる知識と発想の理論が異なるだろうが、 囲碁と将棋は 思考力そのものを増進するだろうから 言ってみれば〔総括的思考力の増進〕と表現するのが正しいでしょう。 要点は、その思考力を如何に活用するかが それぞれの分野における効果の測定になるから、 それは囲碁とは別の問題で 教育上において何に接して何かを感じ何かを考え 真理を追究する〔探究力〕の分野と関連する。 したがって、単に思考力を増進するだけでは その効果を発揮することはないでしょう。
囲碁五得 得好人、得人和、得教訓、得心悟、得天寿
囲碁を行う人は将棋もできます。将棋と比較して↑の文章が出来たと考えても良いでしょう。
両方やった人間として囲碁よりも将棋をお勧めします。
将棋が二段ある人間が真面目に勉強すれば、間違いなく東大入試レベルの数学は分かるようになります。
逆は成り立ちません。
将棋は正確な計算力、闘争心、集中力がまずつきます。
次にある程度強くなると、言葉で伝えるのは難しいのですが、「定理を利用した解析力」
「ゴールに向かっての解法の決め方」がつきます。
100通りの手を読むのは大変ですが、100万通りを読むコンピュータに勝つことができるは、
物事の考え方、考える順番、ある程度考えたところからスタートする、といった技法があるからです。
この技法は、数学の難問の解き方と100%同じだと、断言しておきましょう。
囲碁はこれに比べるとあいまいさがあります。「適当」でも何とかなるのです。
図形認識能力はつくかもしれません。
やや超能力的な感じもしますが、右脳教育という意味では囲碁がいいと思います。
追記)囲碁ファンの方に失礼な物言いになってしまったようで、すみませんでした。
最初に断っておくと、囲碁は弱いですが、大好きな人間です。決して馬鹿にしていません。
最初の分の「逆は成り立たない」は、「数学ができても将棋が弱い人はいるが、将棋ができれば数学ができる」という
意味です(それも大げさですが)。
囲碁のほうが大局観がつくと感じています。
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