囲碁について
囲碁で乱戦になると必ずミスして要石をとられてしまいます。だからなるべく乱戦にならない戦い方を探してます。どのような戦い方があるか教えてください。できれば黒番と白番のやり方を分けて書いてください
「碁は格闘技である」と言った人がいました。
また、武宮正樹九段は、田中三七一先生から「どこまでも戦い抜け!」と叱咤されたそうです。
「石が死んでしまうので、戦いは避ける」ということでは、碁を心から楽しむことはできないのではないでしょうか。
石が死ぬということは、「詰碁」の勉強がまだまだです。
それと、大事なのは、自分の石と相手の石の「力関係」は、局面の展開により逆転することがあるということです。
「追うはケイマ、逃げるは一間(トビ)」という囲碁格言があります。
これは言うまでもなく、石を攻めるときは「ケイマ」であおるのがよい、石を逃げるときは、確実につながって逃げるのがいいということです。
でも、相手の石が逃げ終えると、攻めていた自分の石に弱点とか欠陥が目立ってきます。
ということで、常に盤上の「自分の石」と「相手の石」の強弱に気配りを怠らないで打ち進めるようにしてください。
打つ手に迷ったら、盤上で自分の一番弱い石に応援の一着を打ってください。
もうひとつ、自分の着手(打った石)に「責任をもつ」ということも大切です。
不必要な戦いを避けるのは極意ですが、まだ修行中
ですからね。
プロ棋士は、いざ戦いとなればそれなりの打ち方をされ
ますので、石の流れといいますか作戦だと思います。
まず、トッププロの棋譜を並べて石の流れや形を覚えて
しまいましょう。
上達すると、要石は大切に、用済み石は捨てるように
なりますが、今は要石の補強が足らないと思いますの
で、相手より先を心がけましょう。
要石が解るだけ、良いと思いますので、新聞の囲碁欄
などをせっせと並べましょう。
・盤全体を眺める大局観を養いましょう。
・相手の石を攻める時は、自分の弱い石の方へ追い込まない様にしましょう。
(弱い石の方から、その石の補強を兼ねて責めます)
・捨石をうまく使いましょう。
(何でもかんでも生かそうとすると、まとめて取られる恐れが有ります)
・詰め碁を勉強しましょう。
(攻めるだけでなく、自身の守りにも役立ちます)
・特に黒番の時は、上位者(白番)は無理に仕掛けてくることが多いので、挑発に乗らない様、気を付けましょう。
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