2012年5月2日水曜日

経営には囲碁が必要ですか?

経営には囲碁が必要ですか?

石倉昇というプロ棋士の書いた本の中で、こんなことが書いてありました。



自分が経営している囲碁教室に、女性の会社経営者が来たので、なぜ来たのかを聞いてみると、「経営には碁が必要だからです。」と答えたそうです。



経営には碁が必要ですか?







以前は 50歳以上の経営者の多くが碁を多く打っており、 経営者同士の交流のために碁が役に立っていたことは事実です。 ただ、最近は囲碁を打たれる経営者が少なくなっているので 環境的には違ってきているものと考えられますが、 おそらく その経営者は取引先との経営者および関係者が囲碁を打つために〔経営には碁が必要だからです〕と言って来たのではないでしょうか。





囲碁は手談と言いまして、交流のための手段としては効果のあるものです。 むかし、 日本で囲碁を覚えた外人さんが日本の支社長になったとき 当時は囲碁の愛好家が多かった囲碁の経営者を相手に囲碁を使って対談をして経営に成功したということがあるくらいです。





〔必要か〕と問われて 必ずしも必要では無い環境ではありますが、必要とあれば必要でありましょう。








質問に的違いの考えですが、ふさわしい経営者とは



1 木を見て森を見ないではなく : 末端から世界情勢まで広く認識

2 3年以上の思想信念を : 景気に左右される経営行動は誰でも可能

3 後継者指導 : 素直に才能ある者を託す



経営者により数人から数万人の暮らしが左右されるので。







こじつけようと思えばどんな理由だってつけられるものです。



経営に囲碁は全く「必要」ありません。もと会社社長のわたしが断言します。



こじつければなんとでもなります。我田引水でしょう。







囲碁で上手と打つとカルチャーショックが有ります。自身の固定観念を打破しなければ成らない所が経営と似ていますね。。

それと囲碁は微妙なバランス感覚が必要な所も経営と似ています。



囲碁は経営者の固定観念打破とバランス感覚の成立に役立ちます。







囲碁をしていて損なことはありません。私もその本を読みました。囲碁をしていると大局観を養えるので経営に役立つというのでしたね。たしかに経営者や重要な官職に就いている人たちには囲碁をたしなんでいる人がいるといわれています。世界一金持ちなあの外国人も囲碁をしていると聞きます。







囲碁が上手だから経営も上手、という人にはお会いしたことはありません。



経営の合間に、息抜きとして、碁を打つというのはあると思います。

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